製品紹介:縦引配管固定金具 パイプロック TK
取り付け簡単、後付OK ニュータイプ縦引配管固定金具 パイプロックTK
パイプロックは、縦引配管における最下階エルボ部の座屈を防止するために、座屈を引き起こす原因である「配管自重による負荷」を解消し、「銅管の熱伸縮による負荷」を半減させるための固定金具です。
- 配管自重による負荷を解消
- パイプロックは、従来工法のような支持ではなく、銅管そのものをろう付けによって固定することにより、配管自重による負荷を解消します。
- 銅管の熱伸縮による負荷を半減
- 従来工法では、暖房運転時の銅管の熱伸縮により、熱伸縮量だけ最下階エルボ部に負担がかかります。パイプロックを配管長の中央部分に取り付け、取付位置を支点に熱伸縮を上下両方向に逃がすことにより、熱伸縮による負荷を半減させます。このため、立ち上がり部・立ち下り部の熱伸縮の処理方法(伸縮曲管[エキスパンションループ、エキスパンションオフセット])に必要な施工スペースを縮小できます。
- 後付け可能
- パイプサポートは「筒型形状」ではなく「分割型形状」ですので、縦引配管施工後の取り付けが可能です。このため、取付位置の調整が簡単にできます。
- 仮止め可能
- パイプサポートはツメを設けており、銅管への仮止めが可能です。このため、銅管へのろう付け作業が容易にできます。
- 位置合わせが容易
- 固定バンドを取り付けるベース金具には長穴を設けており、取付位置の微調整が容易にできます。
注 意
- ・空調配管用です。冷凍・冷蔵配管には使用しないでください。
- ・各階層には、配管支持が必要です。配管自在バンド(弊社型番HBR)を用いて配管支持してください。
- ・パイプロック取り付けの際は、必ずベース金具を用いて取り付けてください。羽子板ボルトなどは、強度不足のため絶対に使用しないでください。
- ・パイプロック取り付け後に、上下の銅管をろう付け接続する際は、ろう付けの余熱で、固定バンドの塗装が溶けないように、必ず濡れタオルなどを銅管に巻き付け断熱処理をしてください。
- ・縦引配管の立上り部・立下り部について、エルボの損傷が考えられる場合は、銅管の熱伸縮を考慮して伸縮曲管(エキスパンションループ、エキスパンションオフセット)などを用いて施工してください。