「スリムダクトPD」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。

【企業プロフィール】
企業名:建装工業株式会社(https://www.kenso.co.jp/)
本社:東京都港区西新橋3-11-1
創立:1903年 従業員数:857名(2025年4月1日現在)
建装工業株式会社は1903年に塗装の専門工事業として創業以来、社会とお客様への貢献を最大のテーマとし、さらには塗装事業として培った技術力を足がかりに、マンションリニューアル事業へ規模を拡大されいます。
「お客様と同じ軸足に立ち、より良い施工・より丁寧な仕事を誠実に行うこと」をモットーにされている同社の工事部の村上翔一氏に、従来のラッキングではなく、樹脂製配管化粧カバー「スリムダクトPD」をご採用された経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。
1.課題と効果
▼製品導入前の課題
・ラッキングの場合は配管工事会社に加えて専門業者が必要となる。
・海沿い物件で「錆びる」ことの対策が必要と感じていた。
・少しでも部材を減らして、コストダウンや施工を簡素化したい。
▼製品導入後の効果
・スリムダクトPDであれば配管工事会社だけで施工を完結することができた。
・樹脂製の配管化粧カバーは“錆びない”ため、課題を解決できた。
・部材を減らして、省施工やコストダウンも実現できた。
2. 専門業者でなくても、スリムダクトPDであれば給水管の保護・化粧の施工ができる!
給水管の配管については、従来のラッキング(ステンレスラッキングやガルバリウム鋼板)を使用することが多く、そのため保温工事の専門業者さんに依頼をしております。
従来通りラッキングで施工する予定をしておりましたが、「配管工でも保護・化粧の施工ができる」と聞き、どのような製品なのかと興味を持ちました。
いろいろとスリムダクトPDの製品を調べて、保温工事の専門業者さんに依頼せずに配管工事会社さんで施工できることもわかり、今回の導入に至りました。

実際に使用してみて、スリムダクトPDは、ラッキングのように専門業者さんによる加工作業も不要なので、「施工がしやすく、工期短縮につながった」と感じていて、保温工事の専門業者さんがいない、今までなかった新しい形が実現できたと思っています。
3. 海沿い物件のため「錆びない」が採用の決め手になったスリムダクトPD!
スリムダクトPDを導入しようとなった決め手は施工のしやすさ以外に、「給水管カバーを錆びさせない」というところもポイントでした。
今回の物件は海沿いにあり、ラッキングの中でも“錆びにくい”と言われているステンレスやガルバリウムであっても、時間が経てば、どうしても潮風で錆びてしまいます。しかし、スリムダクトPDは樹脂製の配管化粧カバーであるため、“錆びない”ことに魅力を感じました。

このような施工性と錆びない製品であることを管理組合様に提案し、従来のラッキングから樹脂製のスリムダクトPDを採用することになりました。
また配管工事会社さんで施工が完結するため、コスト面でもメリットがあると思い、今まで使用したことがない製品でしたが、社内では「使ってみよう!」となりました。
4. 新しい製品だったが、製品サンプルで現場担当者とも確認ができて安心
従来のラッキングではなく、今回新しくスリムダクトPDを採用するため、製品を深く知ろうと因幡電工Webサイトなどのインターネット検索を利用しました。あわせて担当営業の方からも製品説明を受けましたし、また製品サンプルを実際の現場担当者と「ここはこうなる。」「こうしたらできる!」など、製品を触りながら確認できたことはありがたかったです。

実際に製品サンプル等で知ることができて現場担当者の了承も得た上で、社内の工事部長や品質管理部にも製品を確認してもらいました。
海沿いの潮風がある環境であることも踏まえて、従来のラッキングの代わりに新しく採用することの承認を得て実際に使用する流れとなりました。

保護・化粧の配管施工に、従来のラッキングではない樹脂製の配管化粧カバー「スリムダクトPD」を使用したことは、弊社内でも施工業者さんでも興味を持たれる物件となりました。
ラッキング文化が強く根付いているからこそ、新しいスリムダクトPDの取り組みを、社内共有と物件の振り返り会を通して情報発信をしていきたいと思います。
まだまだラッキング文化が強く根付いている業界であるため、スリムダクトPDを使用する施工業者さんが少ないと感じています。
施工がしやすいこと、使用する部材が少なくて済むのでメリットがあることを実感できましたし、保温工事の専門業者さんでなくても、配管業者さんで施工完了できるメリットや製品が錆びないということもわかりました。
いろいろな施工物件の状況も見ながら、今後も製品導入の検討をしていきたいと思っております。

今回のように新しい製品を採用した場合は、使い方から勉強する必要があります。そのため、製品を知っているメーカーの施工部隊に施工を依頼することができたり、施工現場で製品レクチャーのサービスがあると嬉しいと思いました。
また今後は、製品サイズの拡大やパーツの拡充があると、もっと導入現場が増えると思いますので期待しています!
【従来のラッキングを使用せず、給水管に樹脂製スリムダクトPDを使用した経緯を聞く!|INABA note vol.27】



