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イナバノート

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2024.03.12お客様の声

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」は工期短縮・省スペース化を実現した内容を聞く!|INABA note vol.18

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。

スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」は工期短縮・省スペース化を実現した内容を聞くー因幡電工(INABA DENKO)

【企業プロフィール】
企業名:暁飯島工業株式会社(http://www.eazima.co.jp/)
本社:茨城県水戸市千波町2770番地の5
創立:1953年9月16日
従業員数:159名(2023年9月現在)

空気調和・給排水衛生設備工事の設計・施工管理及び施設保守管理を中心にご提供されてきた暁飯島工業株式会社。
お客様の様々なニーズにお応えするため、十分な調査と診断を行い、経済的かつ効率的なご提案されている同社の茨城工事部 工事二課の大木一貴氏に、スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」を新規ご導入いただいた経緯や導入効果について、お話をお伺いしました。


1.課題と効果

▼製品導入前の課題
 ・設置場所が狭いため、省スペースな耐火製品でないと設置できない。
 ・設置箇所が多いため、少しでも施工時間を短縮したい。

▼製品導入後の効果
 ・省スペースで防火区画貫通部の施工ができる。
 ・パテ一体型スリーブタイプのため、施工が簡単。
 ・国土交通大臣認定を取得していて壁にも床にも使用ができる。


2.新製品の社内共有から「使ってみたい!」と感じたポイントとは

因幡電工さんの耐火キャップは何度か使用した経験があり、今回の施工現場でも耐火キャップとパテを使用する予定でした。
しかし実際の現場を見ると、設置スペースが限られていてスペースを有効に使わないと収りきらない可能性があったり、階高の場所で詰めたパテが落ちてくるのではないかなどの課題があって悩んでいました。
そのような中、私が所属している部署の会議が毎月1回あり、「因幡電工から耐火・防火区画貫通部材で新しい製品“スリーブワン”があります。」と情報共有がありました。

そこで初めてスリーブワンを知ったのですが、パテがスリーブに一体化されているのでパテ詰めが不要で、耐火キャップと比べて貫通穴同士の離隔距離を抑えることができるということを知りました。
またスリーブワンの製品サンプルもありましたので実際の製品も確認することができて、施工も簡単になるだろうという印象を持ちました。
スリーブワンを使ってみたいと感じたポイントー因幡電工(INABA DENKO)


3.新製品導入による懸念よりも、導入メリットの方が多かった「スリーブワン」

ただ私たちがいくら良いと思っても、施工する職人さんが使いにくいと今まで以上に手間や追加費用が発生してしまうため、スリーブワンの製品サンプルを職人さんにも触っていただきました。

今までの製品だとパテを埋めてから外側の金属キャップをつけてビス止めするため、どうしてもこの2工程が発生していましたが、スリーブワンは配管に丸めてそのまま差し込み、カバー部材を絞って完了なので、「施工工数を削減できるのが間違いないですね!」「いいですね!」と職人さからも声があり、私たちと同じ印象だと確認することができました。
導入メリットの方が多かった「スリーブワン」-因幡電工(INABADENKO)

私も職人さんも含めて「施工工数を削減できる。」と実感したことから、スリーブワンをぜひ使ってみたいと思っていましたし、誰かが新しい製品を使わないとどれだけ良い製品であっても広がらないと思いました。
そこで所長とも相談して、もともとの課題も解決できるしタイミングも良かったこともあり、今回の現場で導入しようと決めました。


4.建設業の2024年問題を考えれば、工数削減と省スペースが最大の魅力!

今まで2工程かかっていた施工時間が大幅に削減できるのと、パテが落ちてくるなどのパテ充填不足による施工不良がなくなり、確認作業も短縮できることが魅力でした。
冷媒管への化粧テープ巻きも容易になり、今回の私たちの悩み解決とぴったりとマッチしました。
建設業の2024年問題を考えれば、工数削減と省スペースが最大の魅力-因幡電工(INABA DENKO)

カバー部材を絞って完了するのですが、見た目がよくないかなと思っていたのですが、思っていたより見た目が汚くならず、職人さんもきれいに施工していただけましたので満足しています。

またスリーブの開口穴間が狭められるので、今までなら施工箇所を離さなければいけなかったが、もっと詰めてもう一箇所追加したりできるので収まりの面でも非常に助かりました
設備系はどうしても端に寄せられてしまいますので、その少ないスペースの中でどう有効的に使うかとなると、少しでもスペースを有効活用できることは大きなメリットと思います。


5.新製品導入で「工期短縮・省スペース化で今後も使用したい」と実感

施工工数が減る、省スペース化というこの2点だけで相当良い耐火製品だと実感しています。
1個だけでもかなり施工時間が短縮できるから、それを100個で考えるとかなり大きいですよね!
施工する職人さんも「全然ラクだ!」って言ってましたし、「今後もできれば使いたい!」と言っていました。
「工期短縮・省スペース化で今後も使用したい」と実感-因幡電工(INABA DENKO)

私は、使用した側の感想や意見を言えますので、社内会議などで情報を共有していって、スリーブワンが広がっていくのではないかと思っていますし、私も続けて使用していきたいと考えています。


【スリーブワン 耐火貫通スリーブRT「IRKS-RT」は工期短縮・省スペース化を実現した内容を聞く!|INABA note vol.18】

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